「従業員満足度調査(ES調査)」って何?今回は特に従業員満足度を向上させるツボを見つける方法です。
その神髄をプロが教えます!
組織活性化がミッションの人事の方、特に新任人事の方に読んでもらいたい記事です!
従業員満足度調査で分かる満足度を向上させるツボ!
Q 満足度向上のポイントがわかるんですか。
A ええ完全にではないですが、ある程度予測はつきます。少なくとも勘で満足度向上施策を打つよりはずっと精度が高い思われます。
どうするかというと満足度に高い得点を付けた人が、どれだけ他の項目に高い得点を付けているかということを調べるんです。ちょっと抽象的で難しい話になってしまいました。これはちょっと後回しにしましょう。
その前にどんな項目が満足度に影響を与えるのかについてお話しなければなりません。
どんな項目が満足度に影響を与えていると思いますか。あなたの経験上、このせいで満足度が下がったということを思い出してもらえれば・・・
Q 上司!
A まずこれは大きいでしょうね。世の中にこの話のネタはつきませんものね。良くも悪くも。
Q あの野郎!
A まあまあまあまあ・・・
Q はあはあ、あとは会社のやり方とかですか。
社長が皆をいたわる姿勢がなかったり、現場のことをよく知らずにわけのわからないことを進めようとしたときには憤りを感じましたから。
A 会社や経営層と。
Q あとは仕事自体もあります。
やる気の出てくる仕事とそうでない仕事と。
大体の仕事はやりたいこととやらなければならないことがセットではありますけど。
A 仕事自体。
Q そんな感じかな。
あ、あと今一緒に働いている仲間たちがいるからがんばれているというのはありますね。
A 同僚。
Q あ、これは大事だよな。お金!きれいごとじゃないんですよ。
A 賃金・賞与。
Q まあそんな感じですかね。
A ありがとうございました。
こんなふうに満足度に影響を与える要因というものがいろいろ考えられます。
ただこれはある程度パターン化して把握できるんですね。
満足度に影響を与える要因を100%網羅することはできませんが、95%くらい網羅することはできるはずです。
多くの人は同じですから。人によってポイントは違うにしても。
Q おっしゃるとおりですね。今私があげていったように、1000人に質問したら大体の要素は出尽くすでしょうね。
A そうです。それをまとめたものが質問項目として並んでくるわけです。
Q なるほど。満足度に影響を与えているであろう要因を網羅できるわけですね。
A そうなんです。
満足度とそれらの要因の関係を調べることで、満足度向上のポイントが把握できるということなんですね。
Q その方法が問題ですよ。どうやって把握するんですか。
A 二つ方法があります。
一つは、直接大切に思っているものを聞いてしまう方法です。
もうひとつは、相関分析を用いる方法です。
Q 相関分析?
A これについてはまた改めて説明しましょうね。
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